2015年3月31日火曜日

あご当て替えました

今回、あご当てを買いに行った店には
ヴィオラ用のあご当てはこれとあともう一種類しかなかったのですが、試しにこれを試着したところ劇的に音質の改善が見られました。具体的には、CからA線にかけて全体的に音が良く飛び、音の輪郭がはっきりしたような感じでした。構えやすさも向上。

もう一種類も試してみたものの、初めのあご当てに比べ音がぼやけるような印象と、いまいち構えにくい印象でした。
ほかにもないかとあたりを見回していたら
「普通のがいちばんですよ」と店主
ゲテモノ好きの私の心を見透かされたような気がしました。
まぁ、ターティスモデルの時点でゲテモノ臭はばれてるだろうけど

結局、初めのあご当て、つまり写真のものを買いました。
工賃含めて一万円弱、結構いい買い物です。
あとでググってみたら相場より安かった模様、なおドイツのReiner Wilfer社製。
ガルネリ型にしては、テールピースの直上(いわゆる”橋”)部分とお皿にかけて段差がなく滑らかなカーブを描いてます。



と、ここまで書いといてなかなかの高評価に見えますが、この楽器屋、ちょっと惜しかった点がある。あご当て裏のコルクが未調整で表板、裏板ともに密着不足で、あご当てがずれる始末である。これは、店頭でよく確認しなかった拙者にも非はあるが。実に惜しい。
これはDIYで何とかする予定


0 件のコメント:

コメントを投稿

ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...