2022年7月2日土曜日

44 レーガー/無伴奏ヴィオラ 第1番1st mov(twitterから転載

 ブラームスだめですにっちもさっちも行きませんって正直に話したら 
他の曲でもいいということで 
レーガーの無伴奏ヴィオラ第一番一楽章を最後までやらせてもらった 
よくここまで完成させたねって お褒めをいただきました 
行き詰まったらつまみ食いしてもいい
何だったらこれつまみ食いしてきて 
  • ハチャトリアン/ヴィオラ・ソナタ
  • バッハ/ブランデンブルク協奏曲第6番
本気ではないにしろ 譜読みの練習にも
技術、音の引き出しにもなるから 課題曲ばかりに本気にならないで 
あくまでも課題曲は大目標 
小目標があってもいいじゃない

あと現代の曲、楽譜はフレッシュのフィンガリングが基礎になっているから
(カール・フレッシュは)目的意識を持ってやる教材なので(ただやればいいというもんではない)
そこに気づいたら上達速いよ とのこと
素直に打ち明けたらこんなに話してくれた
 
最近フレッシュ2時間やってるっす
最後の一時間でレーガー、シュターミッツ、ブラームスやってることも
正直にゲロった 
実はそういう弾き方じゃないとだめですよ 
(いつまでも同じ曲ばっかやってるとその弾き方しかできない)
堂々とつまみ食いしてきなさい
 
先生ェ、、、ただのドSじゃなかったんすね 
 
あとレーガーはもっと演奏記号書き加えるくらい感性を磨きなさい
ただ楽譜通りに弾くだけが音楽じゃありませんよ 
本当にレーガーが表現したかったものを補完しなさい 
先生マジカッコいい ドヤ顔しながら楽譜渡すこととか 

でもどういうヴィオリストになりたいか
というヴィジョンについては、まだ考えがまとまってないです
 
このあと、練習室に行きましたが、
レッスンの復習やって、基礎練して、ブランデンブルクの6番さらいました
1stと2ndのラストまで
 
シュターミッツ、レーガー、ブラームスよりも楽かも
アンサンブルしない限りは、、、。


2022年6月26日日曜日

久しぶりの更新なのでまとめを、、

 5/1 弦楽アンサンブルの魅惑~バッハ→ハイドン→モーツァルト ドイツ室内楽の系譜

  •       ハイドン/弦楽四重奏 Op.64-5「ひばり」
  •      モーツァルト/フルート四重奏 KV.285
  •   バッハ(シトコヴェツキー編曲)/ゴールドベルク変奏曲 弦楽三重奏版抜粋
   Fl.芹川千種、Vn.村上あゆ美、Va.田中美恵子、Vc.宮澤等、ゲストVn.中澤きみ子

先生様出演の演奏会
プログラムの一曲目のひばりでゲストの弓がヴィヴラートのたびにポンポン跳ねて、音色が途切れ途切れに。すごくハイペース。逆にひばり感あって良かった。ゲストの弾き方以外。
 

5/3 軽井沢大賀ホール2022春の音楽祭

      東京文化会館 presents 軽井沢チェンバーオーケストラ
  • モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136
  • ハイドン:チェロ協奏曲第1番 (Vc 笹沼樹)
  • モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」(Timp 塩田拓郎)
  • モーツァルト:ホルン協奏曲第3番 (Hr 濵地宗)
  • メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第7番
ヴァイオリン:依田真宣、瀧村依里、植村太郎、関朋岳
ヴィオラ:朴梨恵、加藤大輔
チェロ:加藤陽子、森山涼介
コントラバス:髙橋洋太
ホルン・ソロ:濵地宗
チェロ・ソロ:笹沼樹
ティンパニ・ソロ:塩田拓郎

≪チェロ ソリスト・アンコール≫
ピアッティ作曲:12のカプリース Op.25 第7番 マエストーソ
≪アンコール≫
バッハ作曲(編曲:ストコフスキー):G線上のアリア ニ長調


軽井沢の春といえばK.136ってくらい大好きな曲
ハイドンのチェロ協奏曲及び笹沼樹 様のアンコールは圧巻
ヴァイオリンの依田真宣 様の弾き方も鳥肌立った
ここ数年で一番やばい公演だったかも
春音で知った演奏家の皆さんを追っかけリストに放り込むぐらい
春音は、現役の演奏家を知ることができる貴重な場。
今を生きる演奏家にいくら貢げるかが大切なことだと思うの(ゲス顔
 
コロナ前の軽井沢みたいな混み具合。
片道四時間近くかかった。すごく暑かったことは覚えている。
あいかわらず駐車場でサンドイッチを口に放り込むぐらいのタイトスケジュールかと思いきや、 大賀ホールの駐車場が満車で、入るまでにイニDのサントラ一周したことはよく覚えている。
あと、5月の天気は寒かった。4月より確実に寒かった。
長袖一枚とか正気か!?のレベル。冬布団をクリーニングに出さなくてほんと良かった。
 

6月

水木ぐらいで気圧の変化があり、片頭痛に苦しんだ
別に水木大先生のことではない。
京極夏彦の虚実妖怪百物語がクソ面白かったことが印象に残っている。
 
 

6/19 小山実稚恵&川本嘉子 デュオリサイタル

  • J. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op. 120-2
  • 権代敦彦:無言のコラール集〜ヴィオラとピアノのための〜 Op. 185 【委嘱新作世界初演】
  • J. ブラームス:F. A. E. ソナタ ハ短調 WoO. 2より 第3楽章スケルツォ(ヴィオラとピアノ版)
  • J. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番へ短調 Op. 120-1
アンコール
  • カタルーニャ民謡/P. カザルス編曲:「鳥の歌」
  • J. S. バッハ/C. グノー:アヴェ・マリア  
権代敦彦:無言のコラール集 バリバリの現代音楽、1,2楽章で寝落ち仕掛けて、3楽章から強烈に引き込まれた。終始鐘の音がなっているような不思議な曲。
あと、川本嘉子 様ってこんなにアグレッシブだっけか?ってくらいアグレッシブなブラームス。奇しくも、この大曲をやらせていただいているわけだが、全然参考にならなかったよ、、
素晴らしい演奏会だった。
とにかく熱くて暑くてガソリンがゴリゴリ減っていった記憶が残っている、リッター182円
 
5月6月くらいから、今まで以上にフレッシュ先生と仲良しになっていた気がする。
 

最近の練習は、

カール・フレッシュ、C-Dur,Es-Dur,Es-mollの3度6度の重音までが1セット
残り時間でレーガーに浮気したり、ブラームスと喧嘩したり、シュターミッツとよりを戻したり

一時期のセブシック地獄のおかげで以前よりフレッシュに対しての苦手意識が減った。
セブシックと比べ、フレッシュはいろんな指からの転回のパターンが多いおかげで、意外と飽きずに学習でき、
曲への転用がうまく行っている。
セブシックは、フレッシュから抜き出したり、フレッシュのようにいろんな指使いでやると効果的なのかもしれん
目的意識を持ってやると、身につきやすいが、ダラダラやるものではないな。
小野アンナ先生ばりにスタイリッシュにやっていったほうがうまくいくかも。
 

松脂

アルシェ/アルト を引き続き使用。
梅雨から夏に変わり、粘り気が増加したとか、雑音が増えたとかはない。
毛への付着量が、かなり少なくなってくると共鳴が取りづらくなってくるので、そこで塗り足す。

蕁麻疹

6/23 16:30-17:00ごろにかけ脇腹と両膝、両腕に赤い水ぶくれのような腫れが蓮コラ状に押し寄せて、仕事そっちのけで掻きむしったのを記憶している。
6/24 前回(5月)にもらった薬とキンカンで乗り切って、ヴィオラ弾いて、土曜日に受診し、
大量の予備弾薬(塗り薬、飲み薬)を受け取った 
昼間は穏やか、夕方~夜にかけて増加し、寝る前にピーク(地獄)を迎える、典型的な蕁麻疹。原因は、わからないのが大半。数日から数ヶ月(!?)で落ち着くんだそうな。 
仕事中に起きたから仕事アレルギーじゃねぇか

 
今日は、ヴィオラ弾いて、マックして、群響のチケット取りに行くのを忘れたことを後悔しながらブログ書いてるとこ  リッターあたり184円
  
 

2022年4月16日土曜日

43 ブラームス/ヴィオラ・ソナタ 3楽章

水曜に毛替えと弦交換に出して
木曜に受け取り
金曜仕事
今日、レッスン

武士の情けで15分練習時間頂き
松脂を塗り込む
調弦してたら駒が傾き、修正して音階練習してからレッスン

前回までは1stポジションでさらってきたけど、
今回からはタベア・ツィンマーマンのフィンガリングの解説と、タベアのフィンガリングで弾く
欲しい音色と、正確な音程
両立しつつ、進んでいく
 
音符がスカスカなところは自身を持って
生き急がない

細かい音符ほど正確で、大きい音符ほど不正確
まだ、全然練習できてない。月1のレッスンでこの調子。もっと正確に理解していかないといかんな。

毛替えと弦交換の甲斐あって、音はパリッとよく鳴る
調整前がサンふじなら、調整後はグラニースミス
ペグもきちっと止まる。アジャスターもスルスル動く。
多分それ以外もいろいろ修正してくれたと思う。

ただ、調整直後にレッスンの予定入れるのはやめよう。
松脂馴染ませる時間がない。
 
あとは雑談。
カルテット・ソレイユの
ハイドン/op.33-2、ショスタコ/弦楽四重奏のための2つの小品、ベートーヴェン/op.132
すごい良かったこと。
久しぶりに家族に会ったこと。
調整に出さなすぎて、大きなトラブルに遭遇している人が多いとのこと。
定期点検の重要性。

なんか人とあって話すの久しぶりで楽しかったわ。
あるいみカウンセリング
さっさとコロナ禍終われ。そしてもっとコンサートに行かせろ。


2022年3月27日日曜日

レッスン 40,41,42 ブラームス/ヴィオラ・ソナタ第2番 2楽章以外

 レッスンノートには書き出していたのだが、blogの方はほったらかしにしてました
一貫して言われているのが、
・生き急がない
 
ヴィオラ16年やってきてここまで、生き急がないをレッスンで指摘されたのは初めての経験
無伴奏なら、急いでもゆっくりしても、アリだけど
ロマン派はそうはいかない
 
つい、古典ならここは急いでも良い、ここからはゆったり弾いても良い、相対的に音程とりゃ良い、相対的に音の長さを決めていい とかなり自由なことできるのだが、
 
ロマン派で、ピアノ伴奏付きだとそうはいかない
ある意味乱れたテンポ感をメトロノームできっちり刻んでいかないといけない
まぁ、多少のゆらぎは許されるものの、かなり制約がある

完全に古典の弾き方になってたり、
きっちり弾こうと焦って、へんなリズムになったり
 
三十路もとうに過ぎて、アラフォーへと差し掛かり、
現役でヴィオラあと何年弾けるのだろとか
やべぇまだ結婚すらしてねぇとか
同期は家庭を持って子供もいるのに とか
つい考えてしまう

やっぱなんだかんだで生き急いでいるのだろう
完全に見透かされている
 
もっと地に足つけて、どっしり構えないとな
 
こっそり始めた楽典の勉強によって
以前ほどは、ハ音→ト音→ハ音と音域が変わるにつれて
空間識失調からのグレイズしなくなった。
楽典はハ音だけじゃなくト音ハ音ヘ音、ソプラノにアルト、テナー、バス譜表
なんだって出てくる。
二段譜表を四段譜表(chorus score)への書き換えだってあるおかげで、
パット見で良くなった。以前みたいに地道に数えることもしなくなった。

おかげで譜読みがスイスイ進む。ピアノ伴奏の楽譜だってスイスイ読める

そのおかげで、頭ではわかっているのに、なんで弾けないの、、、とか無駄に考えちゃって
やっぱ生き急いでるわw自分で書いててわかったw
 
変わるという積極性、変わらない・現状維持という消極性
もっと積極的に生きる。時間は有限だからこそ、意義のある時間にする。
 
弾いてない時間というのをもっと活かす。
DBDの実況ばっか見るのはよそう。
もっと音楽に真剣に向き合わないと。
 
そういうことかな?
 
 
 
 
 
 


2022年2月12日土曜日

アルシェ・アルト使い始めて三ヶ月にして、
黒猫と松本弦楽器の松脂をケースから下ろしました。
 
松脂の粒の大きさを一切感じさせず
摩擦力だけを純粋に調整できるところが一番のメリット。

持ちやすいのはあくまでもおまけかと思いますが、
しっかり手に持つことができるので、
松脂の塗りにムラが少なく、狙ったとおりに塗ることができます
 
塗ってすぐは松脂感が出ますが、
しばらく弾いていると、摩擦しか残らない。
黒猫の一番調子の良い一瞬だけを抽出した感じ
 

レッスンはあいかわらずブラームスに苦しめられ
しばらく1番寝かせてシュターミッツに全力投球する方針
 
なのだが、左手のフォームが崩れがちになるので、
ひたすらセブシックやってる状態
 
セブシックで自信つけたらブラームス2番やって自己肯定感を育ててるw
Es-Durのきっちりハマる感じ C-Durより弾きやすいのでは?
 
シュターミッツも速弾きできるようになってきたし、
重音の響きを殺さない弾き方も研究しないと
 
室温と湿度に左右されにくいアルシェのおかげでいくらか練習がはかどっている
その日のコンディションに悩まされないってのも良い。
 
あとは片頭痛で練習グダグダんいならないように自己管理に努めないと
 

ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...