昔から、つるむのが苦手で、リンクなんて置かなかった。
なので、同時期に始めた奴らが、今どんな日常を過ごしているかなんてのはどうでもいいが、
下手くそだった頃に比べ、書くことがなくなったのは紛れもない事実だ。
やれ松脂だ、弦だ、顎当てだ、肩当てだ、ケースだ、楽器だ、弓だ。
ありとあらゆることに疑問を持ち、それに対して自分の意見を表明する場を設けてきたというのに。
いまでは、弦の交換や楽器の一切を信頼する職人に任せている。
彼らは、楽器メンテナンスのプロだから。
素人があーだこーだうんちくを並べ立てるより、ずっと意味のあるメンテナンスをしてくれる。
たいして、自分は演奏担当。
余計なことにとらわれず、自分の音を追求する。
コレでいいじゃないかと、最近割り切っているため、
ブログに書けることがめっきり減ったわけだが。w。
だが、演奏に集中、譜面とにらめっこしてるうちに、
以前では、手も届かず、足を踏み入れることもない領域に来つつあるのは確か。
バッハの無伴奏チェロ組曲
カザルスによって「再発見」され世間に認知されるようになった。
今日では、踊るための舞曲ではないと評価されているようだ。
組曲はそれぞれ下記、六種類で、一曲が構成されている
- Prelude
- Allmande
- Courante
- Menuett、BourreeないしGavotte
- Sarabande
- Gigue
もちろん、この時代の譜面らしく速度表記はない。
が、上記の「題名」が添えられている。
演奏されるときは、それぞれの舞曲のイメージを添える。
だけど、このイメージはどこから来るのか。
かつて、この曲が成立した当時には、それぞれの舞曲の基本的な「ベース」があり、
各自はその「ベース」を元にアレンジして弾いてたのではないか。
というくだらない妄想を抱きながら、弾くのにハマってるw
その曲「らしさ」はどこから来るのだろうと考えながら、弾いたときに限っていい感じで弾けるんだもんw
僕の妄想も無駄ではないのだw
メトロノームでゆっくり弾くのからはじめて?だんだん早くする?
そんな練習法は全くゴメンだね。
速度記号もない。フレーズの切れ目もない。強弱記号だってない。
それなのに、メトロノームで速度を測る?バカらしい。
バッハは、峠に似ている。
車やバイクがなかった頃、馬で攻めるような感覚がある。
いつだって、最後は自分と自分の楽器で攻めるんだ。
はじめから自分を信じればいい。
バッハを弾き進めていくと、自信がつく。
小賢しい魔法のアイテムなどない。
必要であれば使う。
ただそれだけ。
でも考えることはある。
たまには考えを整理し、外部の記憶にとどめておく。
ブログなんて、これでいいのだ。
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