2018年1月8日月曜日

フカシロ/ベストメイク シェイプナンバー52と17


■シェイプナンバー52(写真奥)
スペック:火皿Φ19mm/深さ31mm/重さ約43g
全長132mm×高さ35mm
刻印は一切なし。写真では見づらいですが、プレジデントのようなラッカー塗装です。

シェイプ名はプリンスとのことですが、
ツゲのシェイプチャートを見ると、プリンスとブランデーグラスのミックスみたいです。

このパイプは大当たり。
ブレイクインをマックバレンのミクスチャーで行っておりますが、
甘みと香りの細部まで、事細かに感じられるすごいパイプです。
あの紅茶に砂糖を混ぜたかのような味をまっすぐ感じられます。
1ボウル目からこんな美味いなんて。反則。
しかもベントなのに、中間煙道じゃない。

しかも咥えっぱなしでも、バランスが良い。
はじめの一本が、このパイプだったら、ここまでパイプ地獄にハマってなかったかも。

でも、よくよく見ると、ボウルを水平に一周しかかっているヒビがあります。
ちゃんと埋めてあるので実用上問題ないんでしょうけど。

■シェイプナンバー17ブルドッグ(写真手前)
スペック:火皿Φ19mm/深さ35mm/重さ約34g
全長140mm×高さ42mm
刻印は「Best make
           F.S. SUPER BRIAR」
多分、榛名か妙義っぽい。ラッカーぽくない。
煙道は、ブルズアイ(「中間煙道じゃない」って表現ってネガティブな印象に感じる。上下左右ど真ん中って意味なら、「ブルズアイ」ってほうが的を射ているようだ。射撃ネタなだけに)

大きさの割に軽いです。
ホントは、ローデシアンベントを買う予定が過ってこちらが入ってましたが、
1日経ってみると気に入ってしまったので、そのまま使うことに。
シリウスさんは返金してくれるとはいいましたが、

>なお、このベストメイクシリーズは通常のパイプと同じ職人が作成しており
>煙道等作成に関してはなんら遜色はありません、
>ただ、穴埋めが大きい為、通常価格では出せないという理由でいわゆるアウトレット商品です。
>あくまで安く作っている商品ではありません。
>手間を考えると製作所としては割に合わないが廃棄するよりましという考えですね。


こんなんいわれたらタダでもらうわけにもいかんでしょうに(´・ω・`)
ちなみにこちらも当たりでした。

今度、深代のちゃんとしたグレードの買おう。
深代製作所までは、片道250kmか。しかもずっと峠道。
いつか行ってみたいもんだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿

ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...