2016年12月25日日曜日

サンクトペテルブルク室内合奏団

地名のつく室内楽にハズレ無し。

場所は、東京オペラシティ。
個人的に好きな場所だ。喫煙所はあるし、駅と合体しているw
天測ができないと迷いまくりな私でも、迷わずたどり着ける。

それはさておき、プログラムは、
・モーツァルトのディベルティメントk136
・チャイコの弦セレ
・ヴィヴァルディの四季

アンコールは、
・ルロイ・アンダーソンのプリンク・プレンク・プランク
・四季の夏の第三楽章

素晴らしいの一言に尽きる。
チャイコフスキーが意外にロシアっぽくなくてあっさりしてるかとおもいきや、
後半ではロシアらしさを全面に押し出したような、そんな感じでした。


よく、マキシム・ヴェンゲーロフの変顔(?)が話題になるが、
ここのコンマスも似たような顔してたwロシア流なのかもしれない。

四季は、ナイジェル・ケネディが使う版と、アンネ・ゾフィー・ムターが使うような版があるが、
ここは、前者の版のようでした。勢いがあって好みです。

ppのときの音がとても美しいです。

ヴィオラのおばちゃんがいい味出してたな。

冬の出だしが衝撃的でした。


■ちょっと気になった人たち
・その1
女1「私の知ってる曲じゃない」
女2「同姓同名の別人じゃね?」

→モオツァルト?(小林秀雄)
→女1が普段聞くのは、四面四角な日本人が弾くようなモーツァルトかな? 
→そもそも曲を知らない可能性も

なんか聞いてて面白かったです。

・その2
駅に向かう途中にて、老夫婦の会話っぽい
旦那「楽章間が短すぎて、冬なんて2楽章にしか聞こえなかった(´・ω・`)」
婦人「そうよねー、もっとはっきり間を空けてほしいわ、ぶつぶつ」

→運命の3・4楽章なんてどないすんねん


そんなかんじで、楽しいクリスマスコンサートでした。サンタさん今年は撃墜できなくてごめんなさい。

東京駅まで行く途中の中央線の車内では、
ゲロがみごとにグラウンド・ゼロ。そして、そのゲロですっ転ぶおばあちゃん。せっかくのダウンコートが台無しでしたね。俺だったらそのダウン捨ててるわw
楽しい気分が見事に台無し。
さすが、中央線。容赦ない。









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