2017年6月9日金曜日

良い楽器 → 安い


良い弓を探しに東京某所へ
(本当は通院のついでに憧れの工房へ寄ろうとした。それも計画的に。良い弓を探していたのは本当である。本当に良い弓があるなんて知らなかったんだ。申し訳ない。

迷うことなく買ってしまいました。給料三ヶ月分。認印も銀行印もなしに、ATMで振り込めてしまったのは、
天の導きかと思います。(車買うときは、ATMではだめだった。窓口では、銀行印まで要求されたというのに、抜け道を教えてくれた郵便局の人、実は神なんじゃね?

そして私は、弓を奪うようにして工房に引き取りに行きました。
今思い返してみれば、不審者そのものだったと思います。職質してくれなかった(?)警視庁に敬礼。

受け取ってから気がついたのです。
その弓の作者を。 (おせーよwwww、民法までしっかり学んどいてこのザマである。
そしてこの弓がほいほいと買えるような品じゃない、超弩級のなにかであることを。


初めからいっておけば、弦楽器フェアや楽器屋巡りなどという時間、取り戻しようがない時間を失わずに済んだのに。

ヴィオラを始めた頃の自分に、S-51のHE弾を打ち込んでやりたい。そんな気分です。

決め手は、話を聞いている最中に、店主あてにかかってきた、他のお客からの電話に対する、店主の姿勢、スタンス。言葉は厳しいですが、お客さんに絶対損はさせない。そんな姿勢がはっきりと見えるやり取りでした。(盗み聞きイクナイ。

実は、もうあの時点で、決意は固まってました。 あとは蛇足です。
人も楽器も一期一会、次は居ない。
自分を叱ってくれ、親身になって話を聞き、物理も履修してない自分に必死に説明し納得させ、いい楽器を紹介してくれる。調整一切をこの工房に託します。


残念ながら、今日のうちに家にたどり着くことを想定しなかったため、
練習場を予約しておりません(´・ω・`)
※明日ヒャッハーします。


次の訪問までセッティングは変えてはならんとの通達が出ました。
いじるのが無意味に感じてしまったので、いつものあれはやりません。








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