2018年5月13日日曜日

Savinelli Roma320KS とブリンドルフレイク

ついに届いてしまった。
USPSの一番安いやつで20日ほどで届いたよ。

さっそく吸ってみたけど、コモイのポットかそれ以上に甘みが出る。風味は最後まで崩れない。これは良いものだ。
フィルターのおかげでジュースが湧かないし。
しかも、このクラスのチャンバーの割に、
終盤で、タンパーで葉っぱを寄せる必要性が感じられないくらい、火の回りがいい。
それでいて燃えすぎない。

3時間は楽に吸えて、ジュースの心配のないラージポットフィルター付きに限ればと考えれば、お買い得なパイプなのではないだろうか。
ビリヤードタイプのラージポットはお世辞にも顎に優しいとは言い難い。
それこそ、ターティスモデルのヴィオラのように。
低音重視でロワバウツを広げたはいいが、重心は恐ろしく偏る。
低音の弾きやすさがなければ、正直に言って積極的に弾きたくはないモデルだ。

おまけに肩当ての選択肢はせまいし、センターバウツが広くなって
駒の高さ調整がシビア。

パイプの話に戻せば、
ラージポットはチャンバーの大きさゆえに、ボウルが大きくなり、重量増加につながる。
それに、ヴィオラと同じようにテコの原理で顎で支える。
全長を切り詰めれば、重量増加の影響は受けにくいが、それでもバランスが悪くて顎関節症不可避だ。

サビネリ320ならオーサーシェイプの恩恵か楽に支えられる。
おまけにバルサフィルターもついてる。
ヴィオラで言うなら、ペリグリーナだが、あれはすでに製作者が虹の橋を渡ってしまって、入手困難だ。(後継者がいれば話は別だが
現行で言うと、飯塚氏が有力か?それでもアメリカまで飛ばなければならない。

コモイのポットは愛しているが、片手がふさがってしまうので、意外に読書には不便だった。長く吸っているとジュースも湧く。水分の多いSG系だとなおさらだ。
左から、ダンヒル、コモイ、サビネリ320KS、KBB、BBB
下段、サビネリ321

321との違いだが、チャンバーの大きさぐらいだと思う。
見た目のぽっちゃり感は、チャンバーの大きさに起因してると思うし。

たしかに、321は、
  • 20mm口径
  • 適度な重さ
  • オーサーシェイプ 
と愛され要素の集合体だが、
普通のパイプです。重さで言うなら、ベストメイク52の方が、、、
ローテーションに入れてもいいけど、際立った特徴はなし。


端的に言えば、320のほうが好み。
フィルター付きモデルに限定すればジュースが(物理的に)湧かないラージポット

味は、コモイ並。
咥えやすさは、ベストメイク52に匹敵。
価格は、スタンウェル程度。
しかもジュース湧かない。
すごい優秀なパイプじゃんw 煙道?ちゃんとした位置にあるよ?

北米では、ラージポットが人気のあるシェイプらしいが、
サビネリ320が人気あるのも頷けますわ。
お手頃な100ドル前後にラインナップが集中してますし。サビネリすげえな。



あとは、3時間吸ってても飽きない銘柄さえあれば、パーフェクトなんだが。













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