2017年7月8日土曜日

バッタを倒しにアフリカへ ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

こいつはまごうことなき変態である。

バッタ被害を食い止めるため、この変態はモーリタニアへ旅立ち、
ひたすらリアル・ファーブル昆虫記の世界を突き進み、
バッタに遭遇できないと見るや、ゴミムシダマシの研究に身を投じ、
得意の人心掌握術で現地人を巧みに使いこなし、
自らの道をひたすら突き進む。
途中無収入になるも。


モーリタニア人が大のヤギ好きだと知ってからは、
ヤギを使った巧みな賄賂「お近づきのしるし」作戦。
ここから、この変態はますます加速し、真の変態研究者へと進化を遂げていく


モーリタニア産のGパン主計かな?
(こいつも人心掌握と賄賂に長けており、戦地で一財産を築いてしまった
(後に米軍によってボッシュートw ここまで踏襲してくれ。頼む。




新書ならではの軽いタッチのお陰で、3時間半で読了。
飯を食うのに1時間ぐらいかかっているので、実質2時間半だが。
久しぶりに、1冊の本だけを最後まで読み切ることが出来ました。
いつもは2-3冊同時進行させているし、途中であらすじが思い出せなくなって、
積読リストに加わってしまったりする。

そういえば、ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパンも最近、読了したんだった。
元ネタの高い城の男より、遥かに面白かった。元ネタは、途中で失速した感じ。
これは、最後まで走りきった感じ。読み手も最後まで走りきった方も多いのでは?
読んでる最中に、このネタは押犬から、ここは銃夢から、とか
オタク趣味をこじらせたアメリカ人が、高い城をベースに小説書くとこんなことになるんだぁと、
ドン引きしつつ、夢中になって読んでました。

ヴィオラ弓を買った衝撃のほうが強くて、読み終わったのすら忘れてたのは置いといて。

今積んでるのは、
  • 幼年期の終わり
  • 華氏451
  • われら
  • 素晴らしき新世界
  • ドライ・ボーンズ
  • 最初の刑事
  • 擲弾兵
  • ヴィオラ弾きのダニーロフ(途中で飽きたw
  • ディアスポラ
  • 姑獲鳥の夏 
  • ハイペリオン
  • クビキサイクル
  • 世界SF全集6 (なんか途中で他の本読み始めちゃった、北壁だったはず

ものの見事に、SFに傾倒しとる。しかも、古典。
一昔前は、NFしか読まなかったのに。
まぁ、NFあってのSFですし。
しかもラノベも紛れ込んでる。
 珍しく邦人作家に手を出してるし。(※ラノベは含みません
十年ぶりくらい?

NFは数えるのが無駄になってきたので、
カラーボックス2箱くらい?
そろそろ床が抜けそうである。








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