OMF2017 Bプログラム
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ベートーヴェン:レオノーレ序曲 第3番 Op.72b
マーラー:「少年の魔法の角笛」より
ドヴォルザーク:交響曲 第7番 ニ短調 Op.70, B.141
指揮:小澤征爾(ベートーヴェン)
ナタリー・シュトゥッツマン(マーラー、ドヴォルザーク)
ソプラノ:リディア・トイシャー(マーラー) ← すっげー綺麗な人(※ここ重要)
生まれて初めての小澤征爾。
小澤さんの演奏を聞きに行って、ナタリー・シュトゥッツマン氏の虜になってきました。
あの小澤色に染まった楽団をさもウィーンフィルのように軽やかで、重厚感のある音に持っていける、
なおかつコブシを効かせない演奏。
あんな軽やかに指揮してる人はじめてみた。
小澤さんが序曲しか振らないから、ハズレかと思っていたが、思わぬ大収穫です。
小澤さんは、ほとんど座って揮してた。
たまに立ち上がると、楽団が狼狽えるくらい、危なっかしい動き。
晩年のロリン・マゼールでもそんな動きしてなかったぞ。
序曲だけで、息が上がってる。演奏の素晴らしさより、この先長くねーな、という将来への不安が頭をよぎった。
レオノーレのトランペットの演出ははじめて知った。てっきり顔出しNGな人かと思って申し訳ない。
Bプログラムのシンフォニー以外は初見なだけに、こんなドリーム感のある演奏が聞けるなんて。
■リディア・トイシャー氏
歌声もさることながら、肩幅広くて、ガタイの良い、あえて外した色のドレスが似合う綺麗な方でした。
すごく曲調に合ったソプラノさんですね。N響なんぞと違って。
ナタリー・シュトゥッツマン氏もオペラ歌手をやっていただけに、声質重視の人選なのでしょうか。
こういうきれいな年のとり方をしている人たちは、好感が持てていいですね。
ここまで書いといて、ほとんど見た目の話ばっかしてる件www
美辞麗句で飾り立てるのは性に合わんのよ(´・ω・`)
いくら衒学迷彩しても、根底にあるのは、ブラボーの一言だけっす。
■OMFの特筆すべき点
リスナーの意識の高さ。
ロリン・マゼールの最後の日本公演のときですら、携帯のバイブ音や、レジ袋カサカサ音がそこら中から聞こえてきたものでしたが、
OMFに限っては、そんな行いをする人はいませんでした。
みんなOMFの為に全国から集結してるんだから、そりゃあ意識高いですよね。
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さて、行きも帰りも 平井寺・三才山トンネル使用の下道ルートです。
トリップメータ見ると、往復で95.6km 、片道45分、平均燃費19.6km/l 、
発進時とオーバーテイク時以外は2000回転縛りですし。テンサンですし。
行きも帰りも、信号と料金所とヘアピンカーブ以外はブレーキを踏んでないだけでこんなにも燃費がいいんですね。
■行きは、うちを出発して、チケット忘れたことに気づいて、家に帰ってから、キッセイホールへ向かって、駐車場の混み具合を確認してから、 カトマンズナンハウスで昼食。
ランチセットが¥750でトレーから はみ出すようなナンと、本格的なインド・ネパールカレー。
殺人的なボリュームでした。そしてうまい。
その後、浅間温泉へ行ってからの、OMF。
昼食代と温泉代込みでも、高速使うより安い。しかも、早い。
■終始煽ってきたミニバンの人
どうせだから、くだらないブログに残しておこうw
事件は、松本から上田へ帰る道中で起きた。
後方よりシルバーのミニバンが迫る。
ストレートではビタビタに迫ってくる。
コーナーを抜けると、視界に映ったときは、はるか彼方へ。
そしてストレートで追いつく。
典型的なミニバン乗りですね。ただの。 アルファードに多いです。今回はシルバーのヴォクシーでしたが似たようなもんですね。
こちらの先行集団(自分含め5、6台。軽トラ含む)はストレートだろうが、コーナーだろうが、一定速度を維持してました。上り勾配8%の峠道でもw もちろん下りも。
軽トラにすら、追いつけないなら、さっさと免許返納しやがれ。
■英国にはこんな格言があります。
「人は、結婚・育児を経験し、ミニバンで死ぬ」
いくら順風満帆に生きていようと、結局は走る棺桶で死んでしまう。
そうならないためには、ミニバン以外の車に乗りましょう。と。
すべての車乗りに対する格言ですね。
もちろん大嘘ですが。
■その他
・開場後~開演前まで熱心に楽譜をさらっていた1stヴァイオリンの方々。
ステージは本番のためにあるのであり、あなた方の練習場所ではありません。
コントラバスやティンパニなど、気軽に楽屋やステージ裏に持っていけない楽器ならまだしも、
小型で軽量で持ち運びに苦労することもない楽器が、いつまでもステージ上で練習しないでください。
ましてや、演奏会の演目の一曲目の序曲をさらわないでください。興冷めです。
・変な構え
最後まで残って練習していた1stの方で、
フレッシュタイプのあご当てを使っている方。
完全にテールピースの右側に顎が乗ってました。
そして楽器は左へスライドし、肩に担ぐかのようなフォーム。
弓先まで使いきれてないどころか、楽器はますます下がり、上げようとするも力が入りすぎて、
背中が丸まり、更に楽器が下がり、
これらに加えて、力が入りすぎてるのか、腕がギプスで固められたみたいに不自然な動きをしてました。