今月は、仕事が忙しく、左手腱鞘炎に見舞われまくりだったので、
手を休めるために、ヴァイオリン練習に勤しみました。
昔はよく、「ヴァイオリンが弾ければ、ヴィオラも弾ける」なんて言ったものでしたが、
そんなのデタラメです。
全然弾き方も違うし、使う筋肉も違います。
ヴァイオリンは脱力。ヴィオラは如何に圧力を音に変換するかです。きっと。
某高円寺の人からみたら、もっと別の回答になるんだろうけども。
今の私にはこれくらいしかわかりません。
さて、ヴァイオリンをメインに弾くにあたり、松脂をベルナルデルに統一してみました(?)
今日は湿度も高い。けど割と涼しめ。
ヴィオラでギョーム使うと、間違いなく滑って、練習にならない。
かといってメロスを使うと、ヴァイオリンとヴィオラ間でのタッチの傾向の違いがよくわからない。
それに、もうすぐ毛替えもするし。
そう思い、メーニッヒさんにベルナルデルを、ダウンで5回塗ってみましたが、
適切な圧力と適切なスピードで弾けば、抜群にいい音が出ました。
圧力かけまくっても、グギギってなりません。
ただし、気を抜くととたんにヘボヘボな音になるので、ボウイング練習にはかえって良いのかもしれません。
なお杉籐さんにベルナルデル付けても、圧力がうまくかからない弓なので、いい音は出ません。
良い弓に、適切な摩擦を生み出す松脂。弓のスピードと圧力。
つまり、そういうことなんですね(´・ω・`)
ベルナルデルでヴィオラを弾いた後に、ヴァイオリンを弾くと、あまりの引っ掛かりの良さにショックを受ける。
今まで使っていた、GFやオイドクサなんぞとは比べ物にならない圧倒的なグリップ力。
はじめから最高の松脂が転がっていたのに、ずっとスルーしてたんですね。
なんてこったい。
ヴィオラでも、ハイポジションの音の伸びが段違いに良い。
松脂の存在感を感じにくく、速いパッセージでも無理なく弾ける。
意外にC線の響きがクリアになる。
くそー、良い弓がなければこんなの絶対わかりっこないぜ。
次に、高円寺の人のところに行ったら、弓だけじゃなく、ヴァイオリンもお持ち帰りしそうで怖い。
でも、楽器や弓の購入は、今持っている楽器を持っていかあかんので、
今回と次回はお持ち帰りの危険性はなさそう。
いまの楽器を持っていったときに「この楽器はゴミですね」なんて言われたし
2回も3回も言われたくない。
ヴィオラの性能が低いのは自覚してたし。
千駄ヶ谷のフランス人に、フランス語で言われたのが1回目。
フランス語わからないからダメージ少ないと思うけど、いかなる国の言語でも、ネガティブな意味や雰囲気は、ストレートに伝わる。
ましてや、自分の楽器を見ながら言われたら、なおさら。
あのときのことは今でも忘れられない。泣きそうだった。
そして、今度は日本語で、はっきりと言われた。高円寺で。これが2回目。
初回と比べて、致命傷は受けなかったが、やはり、胸が痛かった。
ヘルメットがなかったら即死だった。間違いない。
だが初回と違うのは、楽器本体を勧めることなく、弓を勧められたことだ。
普通、この楽器ゴミですね → いい楽器ならここにあります。
の流れだろう。
高円寺の人は、ここからが凄まじい回復魔法を使ってくるw
いきなり、良い弓をポンと渡し、これで弾いてみろやと。
そのゴミのような楽器から、フランス人の楽器を超える音が出てくる。
以下略。
そんなこんなで今の弓を手に入れてしまった。
これと同じことがヴァイオリンで再現されては困るwwwww
宝くじを当てているのならまだしも、ビンボーリーマンには不可能だ。
ヴァイオリンケースがボロいので、
工房に持っていくにしても、ボロボロのケースで行く訳にはいかないしな、ハハッ。
アルファの#380がほしいとか断じて思っていません。絶対に。まじで。
少しくらい重くても、車移動だから問題ないぜとか、思ってません。決して。
そういえば、 スピリットがなんか寿命迎えてるぽい。
巻線が剥がれてもないのに、ミャーミャーした音が出始めました。
ほんとに寿命一ヶ月くらいなんですね。
寿命なのか、そうでないのか、はっきり分かる弦でいいですね。
E線の音が耳障りなのは、初めからでしたが。
安いので、無問題です。
9/14~10/8までヴィオラが外泊に出かけるので、、
来週の練習後に張り替えれば、いい感じで、弾けそうですね。
今日の練習は、
Vn: 篠崎の3巻とカイザー前半、モルダウ、ドッペル。実質3時間位。ベルナルデル。
Va: おなじくカイザーとモルダウ、青本を少々。実質1時間位。ベルナルデル。
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