2018年8月12日日曜日

良い弓の効能

1週間ぶりの練習
勘を取り戻すまでに時間がかかった、が、
フォーム、ボウイングは安定している。

総文祭が始まるまでに、弾きまくったおかげで、レベルを維持することができたようだ。

シュラディック、カイザー、クロイツェル、アルマンド。
いつもと同じメニュー。
だけど、弾けば弾くほど、課題の意味を掴めてくる。不思議な感覚。
身につけるべきスキルとそれを効率的に学ぶ方法。
それが総文祭前より、うまく掴めている気がする。

このところ台風が襲来しまくった関係か、弓の毛の伸びが気になりだした。
ほんの僅かに伸びただけでも、弓のバランスは変わってくる。
その僅かな違いを、「良い弓」「良い調整」のおかげで、分かるようになってきた。
「良い弓」の効能はすごい。
十何年弾いてきて、僅かな違いすら分かるようになるなんてな。

プロが半年もたたずに毛替えに出すのも分かる気がする。
バランスが変わったら、自分の演奏に集中できなくなるよな。

良い調整は、演奏者の雑念を取り払い、演奏に集中させる効果がある。
と、思う。

結局は、定期的に工房に通い続けることが、一番安上がりなんですね(´・ω・`)
自分の楽器に疑念を抱かずに、
演奏にのみ、より深く集中できる時間を作り出してくれるんです。
弦?松脂?肩当て?毛替えの質?そんなことは なじみの職人に任せろ。
自分の楽器を一番知り尽くしてるんだから。


それに、良い楽器を見る目が馴染みの職人にはある。
自分で楽器探しはせずに、
定期的に工房に通い、工房に入荷してくる、
見る目のある職人が仕入れた「良い楽器」を紹介してもらう。
これぞ最高にコストパフォーマンスのいい楽器の買い方だと思います。

いい職人に出会えるかは、あなたの行動力次第。
さぁ、ひきこもってWOTやってないで、外に出ようw




0 件のコメント:

コメントを投稿

ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...