2023年9月18日月曜日

ついに答え合わせのとき

■弱い弓
私が通っている工房さんの持論ですが
弓が弱い人の弾き方の特徴として
  • 弓が跳ねる、震える
  • ヴィブラート中に音が途切れになる
  • 手首を吊っている
  • 弦を撫でるように弾く
  • アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。
 
というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で見たのが
去年か一昨年
 
果たして本当に弱い弓を使っていたのかどうか
ずっと気になっていたのですが、
前日、ひょんなことから、当該奏者の使っている弓を先生が
レッスンの場に、何故か持ってきていたので弾く機会に恵まれ
記憶を頼りに答え合わせしてみました
 
結論として、腰が弱い。3シーズン目のカーボンロッドよりダルンダルン。
その証拠として、弓棹と平行になるまで毛を張らないと、弾力がなさすぎて弾けない
当たり前だが、毛を張ると跳ねる
圧力をかけても、弓棹がダルンダルンで、弓棹がねじれて、圧力が逃げる
圧力を逃されないように、毛を斜めにして弾く
 
毛の斜めにして弾くのは、テクニックとしてはあるけど、
常時使うようなテクニックではないとのこと。
 
思わず、この弓随分と腰がないですね。と言ってしまったが、
先生との関係は、忖度するような関係でもないし、道具を見極めるのも大事なことだし。
先生も、弓の知名度の割に、これほど酷いものも珍しいとおっしゃっていた。
いかにネームバリューや情報だけで楽器を買うなという戒めの時間だったのかな。
 
とても勉強になった。
 

 ■魔法の松脂
巷で評判の四角い松脂(あん巻きのほうね)のサプル
うちの先生が服屋みたいな楽器屋の講師をやっている関係で、
広報がてら、テスターを持ってきた。
 
正直言って、楽器や響きがワンランク上がったかのような音も、もともと魔法を使えないせいか魔法も感じなかった。
 松脂の粒子感はアルシェ・アルトよりも細かい感じはする。
弓の返しのカツンカツン具合はアルシェ・アルトと同じくらい。
弓を買い替える以上の劇的な変化はなかった。
なぜ盛り上がっているのか、分からない。
 
今では松脂について、車で言うところのエンジンオイルやタイヤくらいのもんだと わりきってしまっているところがある(以前はとっかえひっかえしていたけど、とっかえひっかえする時間がもったいなく感じるようになった。大人になったか、おっさんになって残りあとどれくらい弾いていられるのか、冷静に物事を決められるようになったか、変化を嫌う高齢者思想に浸かり始めたのか、新しいことを探求できなくなるというのは一種の老いではないか、云々
 
今の考えは、季節・気候に応じた適切な摩擦力が得られるなら、なんだっていい。 
結局は、物理であって、魔法ではない。
松脂の粒子感(実際に計測したわけでないので体感としての)が細かい、粗いは好みの問題として。
 
X上では、とりあえず欲しいっていってみたけど、
アルシェ・アルトから乗り換えるというのは、ないかな?
あくまでもスパイス・味変的。

個人的に、松脂は平らに使ったほうが、弓の毛に塗りやすいと、思っているので、
同じところしか塗れない、パッケージングもあまり好きじゃない。
過去にJFR使ったことあるけど、
微妙に弓の毛の幅よりも溝が広かったり、同じところしか塗れないせいで、弓の毛の両端が塗れなかったりと、パッケージングによる、使用方法の制約が多くて、、、、
皮で巻いてるけど、両端から松脂見えてるじゃん、、、、ケースの中ベトベトしそう。

タダでくれるなら有り難く懐にしまおうと思う



2022年7月2日土曜日

44 レーガー/無伴奏ヴィオラ 第1番1st mov(twitterから転載

 ブラームスだめですにっちもさっちも行きませんって正直に話したら 
他の曲でもいいということで 
レーガーの無伴奏ヴィオラ第一番一楽章を最後までやらせてもらった 
よくここまで完成させたねって お褒めをいただきました 
行き詰まったらつまみ食いしてもいい
何だったらこれつまみ食いしてきて 
  • ハチャトリアン/ヴィオラ・ソナタ
  • バッハ/ブランデンブルク協奏曲第6番
本気ではないにしろ 譜読みの練習にも
技術、音の引き出しにもなるから 課題曲ばかりに本気にならないで 
あくまでも課題曲は大目標 
小目標があってもいいじゃない

あと現代の曲、楽譜はフレッシュのフィンガリングが基礎になっているから
(カール・フレッシュは)目的意識を持ってやる教材なので(ただやればいいというもんではない)
そこに気づいたら上達速いよ とのこと
素直に打ち明けたらこんなに話してくれた
 
最近フレッシュ2時間やってるっす
最後の一時間でレーガー、シュターミッツ、ブラームスやってることも
正直にゲロった 
実はそういう弾き方じゃないとだめですよ 
(いつまでも同じ曲ばっかやってるとその弾き方しかできない)
堂々とつまみ食いしてきなさい
 
先生ェ、、、ただのドSじゃなかったんすね 
 
あとレーガーはもっと演奏記号書き加えるくらい感性を磨きなさい
ただ楽譜通りに弾くだけが音楽じゃありませんよ 
本当にレーガーが表現したかったものを補完しなさい 
先生マジカッコいい ドヤ顔しながら楽譜渡すこととか 

でもどういうヴィオリストになりたいか
というヴィジョンについては、まだ考えがまとまってないです
 
このあと、練習室に行きましたが、
レッスンの復習やって、基礎練して、ブランデンブルクの6番さらいました
1stと2ndのラストまで
 
シュターミッツ、レーガー、ブラームスよりも楽かも
アンサンブルしない限りは、、、。


2022年6月26日日曜日

久しぶりの更新なのでまとめを、、

 5/1 弦楽アンサンブルの魅惑~バッハ→ハイドン→モーツァルト ドイツ室内楽の系譜

  •       ハイドン/弦楽四重奏 Op.64-5「ひばり」
  •      モーツァルト/フルート四重奏 KV.285
  •   バッハ(シトコヴェツキー編曲)/ゴールドベルク変奏曲 弦楽三重奏版抜粋
   Fl.芹川千種、Vn.村上あゆ美、Va.田中美恵子、Vc.宮澤等、ゲストVn.中澤きみ子

先生様出演の演奏会
プログラムの一曲目のひばりでゲストの弓がヴィヴラートのたびにポンポン跳ねて、音色が途切れ途切れに。すごくハイペース。逆にひばり感あって良かった。ゲストの弾き方以外。
 

5/3 軽井沢大賀ホール2022春の音楽祭

      東京文化会館 presents 軽井沢チェンバーオーケストラ
  • モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136
  • ハイドン:チェロ協奏曲第1番 (Vc 笹沼樹)
  • モーツァルト:セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」(Timp 塩田拓郎)
  • モーツァルト:ホルン協奏曲第3番 (Hr 濵地宗)
  • メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第7番
ヴァイオリン:依田真宣、瀧村依里、植村太郎、関朋岳
ヴィオラ:朴梨恵、加藤大輔
チェロ:加藤陽子、森山涼介
コントラバス:髙橋洋太
ホルン・ソロ:濵地宗
チェロ・ソロ:笹沼樹
ティンパニ・ソロ:塩田拓郎

≪チェロ ソリスト・アンコール≫
ピアッティ作曲:12のカプリース Op.25 第7番 マエストーソ
≪アンコール≫
バッハ作曲(編曲:ストコフスキー):G線上のアリア ニ長調


軽井沢の春といえばK.136ってくらい大好きな曲
ハイドンのチェロ協奏曲及び笹沼樹 様のアンコールは圧巻
ヴァイオリンの依田真宣 様の弾き方も鳥肌立った
ここ数年で一番やばい公演だったかも
春音で知った演奏家の皆さんを追っかけリストに放り込むぐらい
春音は、現役の演奏家を知ることができる貴重な場。
今を生きる演奏家にいくら貢げるかが大切なことだと思うの(ゲス顔
 
コロナ前の軽井沢みたいな混み具合。
片道四時間近くかかった。すごく暑かったことは覚えている。
あいかわらず駐車場でサンドイッチを口に放り込むぐらいのタイトスケジュールかと思いきや、 大賀ホールの駐車場が満車で、入るまでにイニDのサントラ一周したことはよく覚えている。
あと、5月の天気は寒かった。4月より確実に寒かった。
長袖一枚とか正気か!?のレベル。冬布団をクリーニングに出さなくてほんと良かった。
 

6月

水木ぐらいで気圧の変化があり、片頭痛に苦しんだ
別に水木大先生のことではない。
京極夏彦の虚実妖怪百物語がクソ面白かったことが印象に残っている。
 
 

6/19 小山実稚恵&川本嘉子 デュオリサイタル

  • J. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op. 120-2
  • 権代敦彦:無言のコラール集〜ヴィオラとピアノのための〜 Op. 185 【委嘱新作世界初演】
  • J. ブラームス:F. A. E. ソナタ ハ短調 WoO. 2より 第3楽章スケルツォ(ヴィオラとピアノ版)
  • J. ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番へ短調 Op. 120-1
アンコール
  • カタルーニャ民謡/P. カザルス編曲:「鳥の歌」
  • J. S. バッハ/C. グノー:アヴェ・マリア  
権代敦彦:無言のコラール集 バリバリの現代音楽、1,2楽章で寝落ち仕掛けて、3楽章から強烈に引き込まれた。終始鐘の音がなっているような不思議な曲。
あと、川本嘉子 様ってこんなにアグレッシブだっけか?ってくらいアグレッシブなブラームス。奇しくも、この大曲をやらせていただいているわけだが、全然参考にならなかったよ、、
素晴らしい演奏会だった。
とにかく熱くて暑くてガソリンがゴリゴリ減っていった記憶が残っている、リッター182円
 
5月6月くらいから、今まで以上にフレッシュ先生と仲良しになっていた気がする。
 

最近の練習は、

カール・フレッシュ、C-Dur,Es-Dur,Es-mollの3度6度の重音までが1セット
残り時間でレーガーに浮気したり、ブラームスと喧嘩したり、シュターミッツとよりを戻したり

一時期のセブシック地獄のおかげで以前よりフレッシュに対しての苦手意識が減った。
セブシックと比べ、フレッシュはいろんな指からの転回のパターンが多いおかげで、意外と飽きずに学習でき、
曲への転用がうまく行っている。
セブシックは、フレッシュから抜き出したり、フレッシュのようにいろんな指使いでやると効果的なのかもしれん
目的意識を持ってやると、身につきやすいが、ダラダラやるものではないな。
小野アンナ先生ばりにスタイリッシュにやっていったほうがうまくいくかも。
 

松脂

アルシェ/アルト を引き続き使用。
梅雨から夏に変わり、粘り気が増加したとか、雑音が増えたとかはない。
毛への付着量が、かなり少なくなってくると共鳴が取りづらくなってくるので、そこで塗り足す。

蕁麻疹

6/23 16:30-17:00ごろにかけ脇腹と両膝、両腕に赤い水ぶくれのような腫れが蓮コラ状に押し寄せて、仕事そっちのけで掻きむしったのを記憶している。
6/24 前回(5月)にもらった薬とキンカンで乗り切って、ヴィオラ弾いて、土曜日に受診し、
大量の予備弾薬(塗り薬、飲み薬)を受け取った 
昼間は穏やか、夕方~夜にかけて増加し、寝る前にピーク(地獄)を迎える、典型的な蕁麻疹。原因は、わからないのが大半。数日から数ヶ月(!?)で落ち着くんだそうな。 
仕事中に起きたから仕事アレルギーじゃねぇか

 
今日は、ヴィオラ弾いて、マックして、群響のチケット取りに行くのを忘れたことを後悔しながらブログ書いてるとこ  リッターあたり184円
  
 

2022年4月16日土曜日

43 ブラームス/ヴィオラ・ソナタ 3楽章

水曜に毛替えと弦交換に出して
木曜に受け取り
金曜仕事
今日、レッスン

武士の情けで15分練習時間頂き
松脂を塗り込む
調弦してたら駒が傾き、修正して音階練習してからレッスン

前回までは1stポジションでさらってきたけど、
今回からはタベア・ツィンマーマンのフィンガリングの解説と、タベアのフィンガリングで弾く
欲しい音色と、正確な音程
両立しつつ、進んでいく
 
音符がスカスカなところは自身を持って
生き急がない

細かい音符ほど正確で、大きい音符ほど不正確
まだ、全然練習できてない。月1のレッスンでこの調子。もっと正確に理解していかないといかんな。

毛替えと弦交換の甲斐あって、音はパリッとよく鳴る
調整前がサンふじなら、調整後はグラニースミス
ペグもきちっと止まる。アジャスターもスルスル動く。
多分それ以外もいろいろ修正してくれたと思う。

ただ、調整直後にレッスンの予定入れるのはやめよう。
松脂馴染ませる時間がない。
 
あとは雑談。
カルテット・ソレイユの
ハイドン/op.33-2、ショスタコ/弦楽四重奏のための2つの小品、ベートーヴェン/op.132
すごい良かったこと。
久しぶりに家族に会ったこと。
調整に出さなすぎて、大きなトラブルに遭遇している人が多いとのこと。
定期点検の重要性。

なんか人とあって話すの久しぶりで楽しかったわ。
あるいみカウンセリング
さっさとコロナ禍終われ。そしてもっとコンサートに行かせろ。


2022年3月27日日曜日

レッスン 40,41,42 ブラームス/ヴィオラ・ソナタ第2番 2楽章以外

 レッスンノートには書き出していたのだが、blogの方はほったらかしにしてました
一貫して言われているのが、
・生き急がない
 
ヴィオラ16年やってきてここまで、生き急がないをレッスンで指摘されたのは初めての経験
無伴奏なら、急いでもゆっくりしても、アリだけど
ロマン派はそうはいかない
 
つい、古典ならここは急いでも良い、ここからはゆったり弾いても良い、相対的に音程とりゃ良い、相対的に音の長さを決めていい とかなり自由なことできるのだが、
 
ロマン派で、ピアノ伴奏付きだとそうはいかない
ある意味乱れたテンポ感をメトロノームできっちり刻んでいかないといけない
まぁ、多少のゆらぎは許されるものの、かなり制約がある

完全に古典の弾き方になってたり、
きっちり弾こうと焦って、へんなリズムになったり
 
三十路もとうに過ぎて、アラフォーへと差し掛かり、
現役でヴィオラあと何年弾けるのだろとか
やべぇまだ結婚すらしてねぇとか
同期は家庭を持って子供もいるのに とか
つい考えてしまう

やっぱなんだかんだで生き急いでいるのだろう
完全に見透かされている
 
もっと地に足つけて、どっしり構えないとな
 
こっそり始めた楽典の勉強によって
以前ほどは、ハ音→ト音→ハ音と音域が変わるにつれて
空間識失調からのグレイズしなくなった。
楽典はハ音だけじゃなくト音ハ音ヘ音、ソプラノにアルト、テナー、バス譜表
なんだって出てくる。
二段譜表を四段譜表(chorus score)への書き換えだってあるおかげで、
パット見で良くなった。以前みたいに地道に数えることもしなくなった。

おかげで譜読みがスイスイ進む。ピアノ伴奏の楽譜だってスイスイ読める

そのおかげで、頭ではわかっているのに、なんで弾けないの、、、とか無駄に考えちゃって
やっぱ生き急いでるわw自分で書いててわかったw
 
変わるという積極性、変わらない・現状維持という消極性
もっと積極的に生きる。時間は有限だからこそ、意義のある時間にする。
 
弾いてない時間というのをもっと活かす。
DBDの実況ばっか見るのはよそう。
もっと音楽に真剣に向き合わないと。
 
そういうことかな?
 
 
 
 
 
 


2022年2月12日土曜日

アルシェ・アルト使い始めて三ヶ月にして、
黒猫と松本弦楽器の松脂をケースから下ろしました。
 
松脂の粒の大きさを一切感じさせず
摩擦力だけを純粋に調整できるところが一番のメリット。

持ちやすいのはあくまでもおまけかと思いますが、
しっかり手に持つことができるので、
松脂の塗りにムラが少なく、狙ったとおりに塗ることができます
 
塗ってすぐは松脂感が出ますが、
しばらく弾いていると、摩擦しか残らない。
黒猫の一番調子の良い一瞬だけを抽出した感じ
 

レッスンはあいかわらずブラームスに苦しめられ
しばらく1番寝かせてシュターミッツに全力投球する方針
 
なのだが、左手のフォームが崩れがちになるので、
ひたすらセブシックやってる状態
 
セブシックで自信つけたらブラームス2番やって自己肯定感を育ててるw
Es-Durのきっちりハマる感じ C-Durより弾きやすいのでは?
 
シュターミッツも速弾きできるようになってきたし、
重音の響きを殺さない弾き方も研究しないと
 
室温と湿度に左右されにくいアルシェのおかげでいくらか練習がはかどっている
その日のコンディションに悩まされないってのも良い。
 
あとは片頭痛で練習グダグダんいならないように自己管理に努めないと
 

2021年12月26日日曜日

 今週は偏頭痛の回数が多くて
今日も出かける前にリザトリプタン飲んで紅茶でブーストして締めに
GH Dark Flake Unscented吸って練習へ
 
セブシックOp.1-1を丹念に
無伴奏3番2番1番に浮気してから
セブシックop.8へ

F-moll苦手すぎてどうにもなんない

そういや、松脂変えてから 他の似浮気してない
たった一ヶ月だけど浮気してないのは珍しい
それも冬に。
塗ってしばらく経ってからがとにかくいい音、良いグリップ
松脂の粒子を感じないのにグリップだけ残る。
C線の響きがとにかく良い
 
そろそろ黒猫と松本弦楽器の松脂下ろしても良いかも

2021年12月19日日曜日

39 ブラームス ヴィオラ・ソナタ

 昨日は、BCJメサイア
すごくいい演奏だった。
これで一年終わるんだなってしんみりしてたのもつかの間、
軽井沢抜けるまでブラックアイスバーンとの戦い。
 
街灯少なくて、路面状況よくわからん状態。
ブラックアイスバーン乗ったのに気づいたのは
ハンドル、アクセル、ブレーキ、サスペンション
何もかもぶっ壊れたばりに反応鈍かったとき
次の瞬間、直線でケツ振り出してました。
 
FF車で滑ったときの対処法として
  • アクセル全開
  • ハンドルまっすぐ
  • ガードレールに突っ込め
という最低のアドバイスを職場の先輩方に教えてもらっていたおかげで

ハンドルまっすぐ、アクセル全開でトラクション回復。
その後は、上り坂で停車しないように、黄信号突切りでなんとか生還しましたね。
このときばかりはMT車で良かった。 
夜でも白黒の車が徘徊してたのは、スリップ事故が多発してたかららしい。
 
 
このときの変な緊張で全身筋肉痛なのが今日のコンディション。
 
初のブラームス。
5段目までで、短4度がとにかく苦手なことが露呈。
ついついナチュラルに合わせに行ってしまう。
ここはジャズで言うところのセブンだよ?って言われても
古典にジャズは出てこんよってw
メンタルブレイクしつつオーバーキルされて、ついでに死体蹴り食らったかのような感じ。

ブラームスは技術より、理詰めで弾くもの

コンクールでもよく使われる曲だけあって、ごまかしが効かない。
とにかく音が取れてない。
練習よりももっと理屈を勉強しなければ。

さっき料理酒切れて、買いに行ったら
盛大に転倒して、右半身強打
手袋を取り出すために、両手をポケットに突っ込んだ瞬間の出来事でした。
変に手を突き出さなかったおかげで、手は怪我しませんでしたが、
右ケツがとにかく痛い。
 
道が凍結しているような日に、夜出かけるのは、よそう。
 




2021年11月23日火曜日

38 5番プレリュード

 先生が腰をやらかしたので、5番プレリュードのみ見ていただきました。
数少ない、練習の時より弾けてる回
 
後半はチェリスト並のスピード感で8割は完成しているだけに 
冒頭のダサさが際立ってしまっている 
もっとオーバーリアクションに聴衆を惹き込みなさい 
Cの倍音を後半まで鳴らすように
 
C線の鳴りがどんどん改善してる それをもっと音楽に繋げられるといいな
お見舞いも兼ねてCDを貸したことで
タベア・ツィンマーマン氏談義に花が咲きました 
どうも探していたCDだったことと 
ウルリッヒ・コッホ門下生として ツィンマーマン氏の妹弟子に当たること 
などなど 大変貴重な話を聴かせて頂けた良い機会でした

C線をフラジオで弾くと豊かな倍音が得られること
その豊かな倍音そのままに前半を通じて
その倍音を感じさせるように弾く
 
僕の想像したオーバーリアクションさは
冬戦争で主力取られたジューコフでしたけど
とにかくモノクロにも見える冬景色のイメージであっているようです。
音楽が止まることを恐れちゃいけない。
間合いも音楽のうちだと。
音楽を止めずにただ弾き流しているだけでは 本当の音楽とは程遠い

 
お見舞いのお返しは、ヒンデミットの室内楽曲集とウォルトンのヴァイオリン、ヴィオラコンチェルトと、カザルスの無伴奏でした。
次エネスクやらないんですか?とのこと
 
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2021年11月20日土曜日

20℃30% アルシェ/アルト

 早く起きようとしたら
目覚まし時計のどの時間よりも早く目が覚めてしまい
5:30にログイン

セブシックop.1-1
フレッシュのf moll
無伴奏の五番
シュターミッツ
残りの30分をブラームスで

無伴奏の五番は途中から最後まで弾いて、冒頭に戻るのを2パターン
はじめはいつもの弾き方、次はインテンポで
インテンポで弾いたほうがフーガっぽさが際立つ
ほとんど速弾きになる訳だけど、
C線まで楽に鳴らせる松脂のおかげで、音に集中できた
 
認めたくないけどアルシェの松脂は良い
黒猫に比べると粘りがなく、歯切れ良く弾ける
そのわりにグリップは良い割に、弓の返しでカツンと鳴らない
だけど松脂の粉は飛散しやすい こまめに拭こう
 
苦手とするシュターミッツの速弾き区間も
弦を掴みそこねることなく、ダイナミクスも良い
クリープポジションはもっと研究すべき
1stでも2nd 3rdでもないポジション
これが決まればかなり左手が楽になる
もっと精進せねば

ブラームスはあいかわらずだけど、
着実に進めてはいる 
焦らずに行こう
 
 


2021年11月10日水曜日

23℃30%以下 アルシェ・アルト

昔、アルシェの松脂で
201や301使わせてもらったとき
何の感動もないただ高いだけという感想しかなかったんですが
 
黒猫の使い心地に感動し、
黒猫抱いたまま、ラーセン、サルコウ、松本弦楽器の自家製松脂に浮気し、
今年はアルシェ・アルトに浮気してる。

何かあれば黒猫に戻ればいいので。
結論から言うと、松脂の粒子感が皆無で、ボウイングの圧力に忠実。
ただ音は倍音成分が多めに感じる。
A線のひっくり返りが減った。
ジャリッとした感じがない。
ボウイングの圧力に対しては、黒猫よりも懐が深い。

 
 
今まで使ってきた松脂とは系統が違う。これだけは確かだw
 
 
今日は、ブラームスのヴィオラ・ソナタ第一番からvivace以外を
割と形にできた、とても有意義な練習。
ブラームスが弾けるようになるにつれて無伴奏がボロボロになっていく
技術の方向性が違いすぎて
インプレッサと86交互に乗ってる初期の拓海になってる
今の状態だと、どちらでも板金王にすら負けそう、、
 


ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...