2017年10月15日日曜日

平山郁夫展 inサントミューゼ上田


平山郁夫といえば
シルクロードを行くラクダの絵だろう。

この絵を見ると、ケテルビーの「ペルシャの市場にて」のCパートを思い出す。
チェロが美味しいメロディを弾いている裏で、セカンドはひたすらピチカートを打っている場面だ。
この時のチェロ奏者はみんな恍惚とした表情で、自分の演奏に酔っているようだった。
チェロ弾きはナルシストばっか。っていう印象はこの時固定化されたと言っても過言ではない。
もうこの印象は、一生変わらないだろう。

しかしなんであの時、back-sheesh,back-sheesh,Alah!!と大声で叫ばなかったのか。
悔いの残る演奏だった。

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