2017年12月13日水曜日

シャムロック/シェイプNo.53


シャムロック/シェイプNo.53
スペック:火皿Φ18mm/深さ40mm/重さ約??g
全長135mm×高さ43mm

 "The Lovat is similar to a billiard, with a shank that is 1.5-2 times the height of the bowl, and generally much slimmer. The Lovat is always fitted with a saddle stem." I will go so far as to add that to me a Lovat typically carries a thicker shank than what we might see on the typical Canadian or Lumberman varieties, and along with the fact that the latter are also associated with oval stems, whereas the Lovat will almost certainly be round, but not necessarily be definition.
( Briar Meditations Official Blog of www.BornAgainBriar.com
http://briarmeditations.blogspot.jp/2012/05/for-love-of-lovat.html)より引用

上記の定義に従って、ロバットといってもいいでしょう。
なぜか、シャコムの説明書がついてきましたが、良い説明書です。どうしてフランス企業の説明書は、道具の正しい使い方について、わかりやすく解説されているのでしょうか。
企業にとっては、モノが売れればいいというのが、日本流。
フランスでは、モノを売る=文化を売る(紹介する)。
パイプでもリールでも正しく使ってこそ、設計思想(国民性)、文化をもっと深く知ることにつながるのではないか。と言っているような気がします。

ちなみに、シャムロックは、かの有名なピーターソンのサブラインです。pipediaによると。
海外のフォーラムでは、ピーターソンのエントリーモデルながら、品質はよく入門用に実用にもってこいと書かれてありました。
これを前提に検分してみたところ、たしかにパテ埋めもない。
煙道の穴は、ど真ん中だし、ちゃんと底にある。
ボウルの中は滑らかに仕上げられており、吸い付くようである。
写真には写ってないですが、アルミチューブも付属しており、本格的です。

サドルステムのおかげか、ロングシャンクの恩恵か、
とても重量バランスがよく、咥えやすいです。





とても可愛らしいサイズです。
テイスティングパイプがごつすぎるだけかもだが。

ピーターソンでこのシェイプナンバーを検索してみると、

シャムロックより寸胴で寸詰まりのパイプが検索に引っかかります。
華奢で優雅なシェイプは、シャムロックならではなのでしょうか。
資料があまりにも少ないないため、よくわかりません。

逆にエントリーモデルのほうがその時代の最新技術の恩恵を一番受けている分野説あるよねw



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