2019年10月27日日曜日


先日聴きに行った
ボローニャ歌劇場弦楽五重奏軽井沢チェンバーオーケストラと共に~
http://www.ohgahall.or.jp/concert/details.php?cid=4747

ボローニャメンバーの
エンリコ・チェレスティーノ氏の使用楽器はポッジとのことだったが、
良い弓持っているように見える弾き方で、出てくる音も素晴らしい。
前回の、軽井沢国際音楽祭の中村洋乃理 氏は飯塚洋の楽器
飯塚氏の楽器はメタリックな音、ポッジは自然な発音。

好みはポッジだな。あくまでもポッジが好きってわけでなく、
「良い音」がしてるってとこ。

ボローニャメンバーは、いずれの方も、自然な「良い音」がしていたように思う。
軽井沢チェンバーの使用楽器も、錚々たる顔ぶれだけど、
イマイチ「良い音」から遠かったなぁ。

今売り出し中の方々なんでしょうけど、ちょっとなぁ、、、
女性陣のドレスが派手派手で、ちったぁ男性陣のシックな装いに寄せてきてもいいのでは?
キャバクラか、おピアノの発表会のようでしたw 


それはさておき、
前回から引き続き、松脂観測日記w
今日は、気温低めの湿度低め。喉がイガイガする程度。
例年通りなら、このへんから粘度の高い松脂の試行錯誤の時期。

今年の俺は一味違うw
黒猫だけで冬越ししようとしてる。
反応も早いし、グリップもいいし、高音もクリアだし。
今の所、満足しかない。
 
 ただ、欠点としては返しのときにコツっと音がなる。
ただ、ラーセンはもっとはっきりコツっと鳴る。そりゃもう盛大にw

ギョーム引っ張り出してみるかな




 








2019年10月22日火曜日

天皇はヴィオラ弾きなので
祝福するために、ヴィオラ弾いてきた

シュラデークをテンポ69で1プライ
その後、無伴奏チェロ

2番のジーグで粉砕されるw
でも少しづつ形になってきてる

構えが安定してると肩当てずれない。これはホント。
肩当てはフィット感を求めてはいけないもホント。

演奏中は重心が絶えず変化してるので、
楽器を固定すると一箇所に力がかかって疲れやすい

楽器を固定しないようになってから、弾きやすいし、
フィット感は持ててないときの言い訳。

親指はスクロールか天井へ向ける。
指板からこんにちわしてるぐらいが疲れにくい。

なお右手が弓に吸い付く感触のとき、音がクリアになる。
感覚を大事にする。


かなり楽に弾けるようになった。

2019年10月20日日曜日

ノンダストのとき、摩擦力最大かも。
少なすぎても、変に力はいっちゃうから、程々が良いようだ。
塗りすぎると、弓の返しのとき カツっと音がする。
返しの音が出ないように、軽く塗る。

しばらくはこの路線で。

2019年10月14日月曜日

とりあえず、限界まで松ヤニを落としてみようか

掠れる寸前まで落とすことに成功
この状態でもかなり鳴るし、よく引っかかる。ハイポジションに行くに従って、澄み切っていく。独特の感覚。
普通に塗ったときのベルナルデルくらいある。

だが、段々とボウイングがシビアになっていく
滑る感覚。
そろそろ塗り足したいとこだが、練習時間も終わりに近づき、次回に持ち越し。

C線は最後まで鳴っていたし、
松ヤニの塗り方、奥が深いな




2019年10月13日日曜日

よくある話題

松脂を何週間も塗ってない自慢(いかに少なく塗るか選手権www)

いかに塗らないかというより
いかに適度な摩擦を維持できるかというのが本質だと思いますがね

数字というのが一番比較しやすい指標なので
この手の話が至るところで見受けられるというのがわかりみ

基本塗り足せるけど、減らすことは出来ない
なので塗る頻度・回数を減らし
適切以下になったら、足すってところでしょう
数字は人に説明するとなると使わざるを得ない

かくいう私も、今までは塗りすぎていました
毛替えから帰ってくると、親の敵のごとく塗り込んでいたんですもの

今回は、いつもの半分以下(主観でw)にとどめた結果、
毛替え直後というのに飛散もなく、適度な摩擦だけが残りました
あとはこの状態を次の毛替えまでキープできるか
主治医が楽器表面のクリーニングを行ってくれたおかげで、
ニスが曇れば塗りすぎ というくだらない実験を行う機会に恵まれました

塗り方については、
https://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/korophonium.htm
https://sasakivn.com/blog/?p=15313
を参考に
弓先や、弓元で短い距離で往復させ、松脂を崩し
それを雪だるま式に転がすイメージで塗ってみました。


もちろん塗ったのは黒猫のみ
梅雨以降でラーセンを塗ったのはほぼないな
もしかしたら、適切な塗り加減で、ラーセン並みの引っ掛かりをもたらせられるなら
黒猫だけでいきたいとこ。
黒猫の音と感触が好きなので。
避難区域内だけど
スタジオは開いてたサントミューゼで弾いてきた

なんだかんだで安否確認に気を取られ、3時間くらいしか弾いてないけど
昨晩から緊張しっぱなしの精神をほぐすには丁度いい

うちも避難勧告出てたけど、自宅待機強行組だったしな
いやあれよ、信大と標高的に大差ないから、
ニトリが浸水したら、信大も浸水してるから
その時は、思い切って区域外に逃げようとしてたんよw避難準備はしてた。まじで。

楽器が毛替えと弦交換から戻って一発目。

いつもなら黒猫をこれでもかと塗り込むけど。
今回は、最小限の量を塗った。
素晴らしいくらいに鳴る。やっぱ適正量ってあるんだな。
適正量を守りさえすれば、ノンダスト・ロジンだ。間違いなく。
しかも引っかかりも、弦離れもいい。毛によく馴染む。
やっぱ最高だ。今の弾き方にあってる。

台風にビビりながら読んだ本を参考にしつつ弾いた。
だいぶ印象変わった。

正しい楽譜の読み方 -バッハからシューベルトまで- 〜ウィーン音楽大学インゴマー・ライナー教授の講義ノート〜https://www.amazon.co.jp/gp/product/4874714706/



2019年10月11日金曜日

弦は通販で買うのが安いけど、自分で張ること考えたら 弦を定価で買って、工房で弦交換ついでにペグ調整してもらって、さらに毛替えしてもらうほうが
コストパフォーマンス良いんじゃね?

販売者(ここでいうと工房)からしても
定価=NET+儲け だから 
弦を定価販売し、買ってくれたお客さん向けだと工賃を低くできる
おまけに儲けはしっかり確保
工房にとってもいい話なんだよな 

弦を通販で安く買って、近くの工房へ持ち込み、毛替えもしてもらう。
一見賢い節約術かもしれない
工房側にとってはリスクしかない。(万が一弦を切ったら?、弦に初期不良があったら?
なので、高額な持ち込み工賃を設定して、リスクヘッジ。
ハイリスク・ローリターン むしろ来なくていいレベルの客。
ここで得られるのは、僅かなプライドと、僅かな節約。

果たしてお得だろうか。

日頃電材とサービス売っている身からしても
定価販売は素晴らしいシステムだと思うよ

見積もりだけ作らせて
amazonで電材を買い
部材支給で工事させるとんでも野郎がいるけど
「浜松で使う電材は50/60Hzどっちですかね?」って聞いてきやがったり
こんなエクストリーム勘違い野郎にはなりたくないよ




 


毛替えと弦交換とその他の調整

他の工房に通っていたときは、
受け取りの際に、毛のテンションを確かめ、仕上がりをチェックすることを欠かさなかった。

今では、チェックなしに持って帰っている。
こちらの目的は、毛替えと弦交換。それ以外のチェック箇所は、全て工房の主人の判断に委ねている。仕上がりも含めて。

この工房の主人は、絶対に手抜きをしない。
手抜きをした時点で、いつも引き合いに出されるいい加減な楽器店に堕ちてしまうからだ。

だからチェックをしないで持って帰る。
本来はここで、使い方の諸注意があるはずなのだが、
救急搬送されたばっかの身で、体力も精神力も付きてしまっていたので、
早々に帰ったのが心残りだ。

家に帰って確認すると、
楽器は中も外もピカピカで、指板とペグの調整も行ってくれたようである。
毛替えと弦交換(C,G,D;エヴァピラッツィ、A;パーマネント)これだけでも、払った額の100%近いのに、さらに調整していただいて、
頭が上がりません。






2019年10月6日日曜日

爽やかな秋空
空調いらず
乾燥気味
午後の北朝鮮歌劇団対策で厳戒態勢のサントミューゼw

今の課題は、無伴奏チェロ3番だけど、
せっかくだから、1番2番も譜読みがてらさらっておこう計画

2番のアルマンドで転び、ジーグで粉砕されるまでは結構良い感じに弾ける
1番はいつのまにかさらっと流せるくらいにまで
成長したな、私

そんでセブシックのOp.3に入り、
JCバッハのコンチェルトと
アルペジオーネ・ソナタ

ロマン派は弾いてて気持ちよくなりすぎる。
危うく昇天しかけたw
JCバッハの2楽章なんてマジで気持ちいい。
ポジション移動が多くてポジションエチュード代わりになってるw

古典はリズム天国だから、意外に眠くならないけど、システマティックにこなさないと詰む
ロマン派は流れに身を任せる感じ

最後にモルダウ流しておしまい。
左手の体力が上がったせいか、意外なほど楽に流せたw






2019年10月4日金曜日

アマゾンプライムのせいでミュージックも割と聴き放題なんだけど、
PCの端子だと音悪い
せめてウォークマンに詰めて、いつものノイキャンイヤホンならイケルと思うんだが
この手のストリーミングサービスは再生環境が整ってないと辛いな
ブルートゥースは音質悪いし
うーむ
音質重視だとCDやDLのほうが気楽だな

それに、こんな音質じゃ耳が悪くなると思う
楽器の音にも無頓着になるわい
某工房の主人がオーヲタと化してるのも納得




2019年10月2日水曜日

意外に更新することってないんだよなぁ
タバコ関連はtwitterに移行したし
今なんて、昔よりブログの数も減ったし
続けている人は、ネタ不足にあえいでいるw

数少ない話題は、松脂の話と行こうかw

私はこれまで、いろんな松脂を使ってきたわけだけど、
今ほどには、松脂にこだわってなかったかも

昔は、良い音、自分好みの音の探求に力を入れていて、
松脂 それ自体の役割になんかちっとも興味なかった

今通っている工房は、いい意味で技術オタク。まっどさいえんてぃすt
工房の主人いわく、最高の松脂とは、適度な摩擦力を生み出せるかどうか

強すぎても弱すぎてもいけない。
ボウイングが重すぎても、軽すぎてもいけない

いまメインで使っているのは、黒猫ダーク。
今の弓を買ったときに試奏用につけてくれたのを気に入ってしまった
弓を買った直後は、今までと同じギョームを使っていたのだが、
試奏のときのフィーリングとは別物で、
いわゆる「合わない」状態

弓のタッチが激変して、
弓の毛と弦の間で激しい主張をしてた
松脂によって音色にマスキングされたかのような状態

黒猫を使ったら、主張が激しくなくて、
適度な摩擦力をキープし続けてくれた。
使い心地はサラッとして、伸びがある。
それでいて、ニュートラルな。なんとも言えない良い感じだったのを今でもよく覚えてる。

ちょうど梅雨時、
ふだんなら松脂の選択に悩むような時期でもフィーリングは安定
乾燥期に入ってもフィーリングが一定してたのはすごい。

さすがに、湿度が30%を下回ってくると、グリップが足りないように感じて、
ラーセンを買ったのは記憶に新しい。

ラーセンもニュートラルなんだが、目に見えてボウイングが重くなる。
重音は弾きやすいのだが、なんとなく靄がかった気がする。
黒猫はクリアで、主張しない。

メインで使うなら黒猫。サブにラーセン。
かなり上手くいってると思う。

ここのところこだわっているのは付ける量。
習った当初より、弾く時間×1往復 つけてきたんだが、
今年の梅雨に、ふと、工房の主人のHPで毛についた松脂の顕微鏡写真を思い出し、
少し足りないくらいを維持してみた。
弾く時間×1/2往復。
グリップが足りなくなると予想したが、
むしろグリップは良くなり、安定感が増した。音もクリアでよく伸びる。

毛にまんべんなくつくと、段差が減り、グリップが落ちる。
まばらにつくとスパイクの要領か、鋭い発音に。

松脂の飛散も減らせて、一石二鳥。
メーカーの謳い文句は、ノンダスト・ロジン。
塗り方間違えなければ嘘じゃない。
ほんとに飛散しない。

松脂の量減らすと、それぞれの松脂の個性が際立ってくるのも面白い。
ラーセンは激しくグリップするが、一度ひっくり返ると制御不能。
黒猫は、ひっくり返ってもリカバリーが効きやすい。

そんなこんなで、黒猫に惚れ直したわけだが。
初心者セットに始めについてくるのが黒猫だと思うと、
黒猫の良さを本当にわかってるのか問いただしたくなってくるw
けっして初心者向けでなく、むしろ玄人向け。

こんな松脂が、日本全国どこでも買えて、しかも安いなんて、
ビスポークロジンいらないじゃんw

良さなんて、あくまでも相対的評価なので、いろんな松脂使って、
それぞれの良さ探したほうが良いけどねw。

いろんな松脂が発売されては、廃盤になっていく。
黒猫は昔からずっと売られている。
ベストセラーには必ず理由がある。

いかにも安くて、チープなケースに入ってるけど、
それはそれで良さがある。
落としても割れないし、
なにより開けるのが楽。

タルティーニやラーセンみたいなのは、片手で開けにくいし、
ピラストロの箱はすぐばらばらになる。

なにか新しい松脂使ってみたいって人は、
奇をてらわず、黒猫使ってみて欲しい。

ビスポークロジンだって最高の松脂と言われているが、
メーカーから二種類も出てるってことは、
一個じゃ物足りないシチュエーションが出やすいってことかもしれない。
一つ1万円近いものを二個買うのは大きな負担だ。

しかも松脂は劣化しやすい。
黒猫とラーセン買っても4千円弱だ。
定期的に買い替えても良いかも。

浮いたお金で、毛替えついでに弦を交換してもらおうw
楽器のことは、技術者に任せて、演奏に集中する。これがいまのとこ安上がりな、上達の秘訣かもしれない。







ついに答え合わせのとき

■弱い弓 私が通っている工房さんの持論ですが 弓が弱い人の弾き方の特徴として 弓が跳ねる、震える ヴィブラート中に音が途切れになる 手首を吊っている 弦を撫でるように弾く アタックで柔らかい・小さい音しか出てない。   というのがありますが、この全部を満たしている人の演奏を間近で...