2018年2月4日日曜日

Samuel Gawith / Lakeland Dark 再考

この煙草で、ひどいヤニクラを起こしたのは、BBBのポット。
それから、ヤニクラせず、かつ、うまく吸えるパイプを探したところ、
シャムロックのロバットが一番うまく吸えることがわかった。次点は、BBBのリヴァプール。
BBBポットではわからなかった、花のような香りがわかったのもこのパイプ達である。

詰める量は、フランクメソッドの一段目と二段めの半分くらい。
フレイクをなるべくほぐさずに、縦のラインを意識して、
二段目でフタをするような詰め方。
極力ゆるふわに。
これなら火付きもよく、火持ちもいい。
後半に差し掛かるに連れて、ヴァージニアの甘みを感じられるような詰め方になる。

注意しなければならないのは、火持ちが良くなったら、調子に乗って吸い続けないこと。
極力休み休み吸うのである。ものすごい強いタバコなので。
wotやりながら、S-51の装填時間に、じわりじわりと吸うような吸い方である。
1ボウルにつき4時間前後が、一番美味しく、かつ、ヤニクラしない吸い方かと思う。

あらためて、吸ってみると、
樹木臭、ナッティな感じは相変わらずだが、高級なオーデコロンのような花系の香りが、
樹木臭の奥からちらりと顔を覗かせる。
落ち葉の堆積した雑木林のような。
決して山の中ではなく、水辺の近い、湿った香り。
雨上がりの水辺。山中湖や相模湖、琵琶湖、彦根港、水草の香りか。
釣りをする人だったら、想像がつくんじゃなかろうか。とにかく水草っぽい。
だけど、牧草や芝。緑の香りではない。水辺の香り。淡水の。
湖水地方の香りってこんな感じなんだろう。きっと。
スイレン、葦原、藻場。
やはり水辺の香りだな。季節でいうと、晩夏から初秋。紅葉の時期とまでは行かないか。
とにかく、自然の香り。夏の終わりから、秋の始めの花ってなんだろう。
生け垣で使う、野ばら?

表現が難しい。
自然を愛する諸国民なら、きっと分かってくれるはず。
釣り道具を持って出かけたけど、景色が良かったんで、そのままハイキングに行ったときの香り。どんなんだよwwww

SGらしく(?)、とても水分の多い葉っぱですので、
吸水性が高く、シャンクの長いカナディアンやロバットなんぞが合うと思います(´・ω・`)
私の手持ちだと、シャムロックBBBのリヴァプールが該当。
吸水性の良いパイプだったら、メシャムなんかも良いのかもしれない。

ちなみに、上の2つは、コニカルチャンバー気味。
コニカルチャンバー気味で、シャンクの長いパイプってのが、
このタバコを美味しく吸うポイントなのかもしれない 。

あまり美味しくなかったパイプを、忘れないうちに列記しとく。
  • ピーターソン/システムプレミア305
  • フカシロベストメイク/52、ビリヤード、ブルドッグ
  • ミズーリメシャム/レジェンド直
  • セドリック
  • ツゲ/テイスティングパイプ21




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